二の腕が太い原因
「”二の腕が太い”から細くしたい!」という方は、「以前よりも太ってきたのだからしょうがない。
このたるみを部分的にでもダイエットしよう!」と考えているのではないでしょうか?
ここでまず、考えを変えていただきたいのは、二の腕が太くなった(たるんだ)原因は「肥満」ではありません。

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たるみの原因は「老化」
なんと、二の腕のたるみの原因は、「老化」だったのです!

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普通、老化を実感しやすい部分と言うと、白髪が増えた時、顔にしわやシミが増えた時、お腹が出てきた時、体調面で言うと肩こりが辛い時や風邪をひきやすくなったときなどでしょう。
二の腕で、老化を実感することは、まず無いとは思いますが、二の腕は、老化がいち早く表れる部分なのです。
もし、自分の二の腕が太くたるんでいるのであれば、触れてみてください。そこには、”振り袖”と呼ばれるぜい肉がついているはずです。
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こりやハリ、冷えなどを感じることはありますか?筋肉を鍛えすぎて、ガチガチに固まっていませんか?
屈筋と伸筋
筋肉は、その働きによって屈筋(くっきん)と伸筋(しんきん)に分けられます。
屈筋は体を屈曲させるときに、伸筋は体を伸ばすときに使われます。上半身なら、腕の内側(手のひら側)やお腹の筋肉は屈筋。
腕の外側(手の甲側)と、背中からおしりにかけての筋肉は伸筋です。
どちらも私たちが生きて行動していくうえで欠かせない筋肉です。
しかし、老化予防には、何よりも伸筋を鍛えるべきです。
なぜなら、伸筋の衰えは老化に直結するからです。
老化の代表的なサインは、体の屈曲です。肩が丸まり、腰とひざが曲がる。

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高齢者によく見られるこの姿勢は、伸筋の衰えが最大の原因です。
放っておけば、あっという間に老いが進んでしまいます。
ところが、伸筋がしっかりしている人は何歳になっても背筋がすっと伸び、腰もひざもほとんど曲がりません。
伸筋がしっかりしている人は、たいてい肉体年齢や内臓年齢が実年齢より若く見えます。
伸筋は、健康長寿を可能にする「健康長寿筋」です。
そして、健康長寿筋の衰えは、二の腕にすぐに現れます。
二の腕に、たるみやこり、こわばりなどがあれば、このサイトのエクササイズ(ウオーミングアップ編~上級編)や最短最速二の腕ダイエット(1)~(3)の実践をおすすめします。
以下、エクササイズ実践前の説明からご覧ください。
更に、二の腕についての知識を深めたい方は、以下のページもご参考にどうぞ!